内祝いの方法!どのように返すのがいいか!?
内祝いを贈る時期や金額は?

内祝いとは本来、結婚や出産、新築など、身内のお祝いごとの幸せを分かち合って、一緒に喜んでもらうために贈るというものです。しかし、最近ではお祝いをいただいた方へのお礼という意味合いが強くなり、お返しとして用いられることが多くなっています。お返しとして贈るといっても喜びのおすそ分けの意味合いであることにかわりはないので、お返しやお礼という言葉を使うことはありません。
内祝いを贈る時期は、お祝いをいただいてから1ヶ月以内というのが一般的とされています。品物は、おおむねいただいた金額の半返しに当たるものを選びます。高額なお祝いをいただいた場合には、半返しにこだわらず3分の1程度でもよいといわれています。
訪問して内祝いを渡す時の作法は?
内祝いは、最近では配送を利用することが多くなっていますが、感謝の気持ちを直にお伝えするためには、訪問して手渡すことが丁寧な方法とされています。訪問する際には、事前に先方の都合を確認し、食事時や朝の早い時間や夜の遅い時間は避けるような時間に約束をします。行く時は早めに着かないようにするのがエチケットです。早く着いてしまっても時間が過ぎるまでは少し離れたところで待っているようにします。内祝いの品物は、風呂敷に包んで持参しますが、紙袋で代用することもできます。品物をお渡しするときは、簡潔にご挨拶とお礼の気持ちを伝え、風呂敷や紙袋から出して、受け取ってくださる方にのしの正面が向くように回して両手を使って差し出します。風呂敷や紙袋は持ち帰ります。相手の方との関係性にもより一概には言えませんが、近況などをお伝えしたら長居をせず帰るようにします。